九曜blog

オタクの垂れごと

氷輪丸

最近BLEACH熱が再熱をしたのですが斬魄刀の設定が本当にカッコイイ。
設定として己の力を刀にするってこんなんカッコイイ以外の何者でもない。しかし気になった事がありました


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なんで氷輪丸2本もあるの…??斬魄刀の成り立ちが
浅打から死神の魂を写し取ることにより己の斬魄刀になると本編の描写がある為に同じ斬魄刀が2本ある事は異常事態じゃないですか。
調べれば、調べるほど謎が深かったので考察しようと思いました。
斬魄刀の詳しい詳細↓
(https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/17016.html)

この氷輪丸ですが映画ですのでオリジナルストーリーと受け取れる方もいらっしゃいますが個人的には氷輪丸は2つある事を前提に発言致します。
映画のアニメコミックにて氷輪丸が2つあってよいか
2つある場合原作に合わせて理由付けが出来るとの記載がある為に理由が出されてないだけで"氷輪丸が2本ある"という事は説明がつく事になります。
また成田さんの小説でも氷輪丸が2本あった描写があるので氷輪丸は2振りあると考えて良いと思います
(阿近が斬魄刀の持ち主を選ぶ為に親友同士で殺しあえだの~と発言しています)
DiamondDust RebellionはDVD完全版、小説、アニメコミック、パンフレットからの情報を元に話しますが考察につきましては原作、アニメ、ブレソルの事でも触れます



映画について
謎の元凶ですね。
簡単に映画を纏めますと王族の宝の警備をしていた日番谷冬獅郎の所に謎の男が奇襲をしかけてきて、尸魂界を巻き込む事件へと発展する話ですが謎の男が持っていた刀、斬魄刀が何と日番谷冬獅郎と同じ氷輪丸。
謎の男皆大好きCV石田彰だよ。皆観てね
話が脱線しましたが謎の男ですが日番谷が真央霊術院時代の親友の草冠という人物になります。
何故か日番谷はこの親友と同じ斬魄刀を所持しております。若干草冠の氷輪丸の方が見た目の刀の長さは短く、鍔も日番谷の氷輪丸に比べたら、鍔に隙間があり、氷輪丸の龍も紫色なのですが解号も同じ、力も同じ斬魄刀……………………?????
混乱の淵に来ましたね。個人的に気になった点が、映画の中で気になったシーンがマユリが浮竹達から「双子の斬魄刀と言ったかね?」
斬魄刀は、死神自身の魂から生まれるものだヨ。始解とは、その斬魄刀と死神の一体一で行われる、契約のようなもの。2人と契約する事など有り得ない。そんなものがあったとしたら、それは斬魄刀ではないヨ」
それは斬魄刀ではない……?マユリの発言が正しい事にしましたら草冠か、日番谷君の氷輪丸のどちらか又は両方の氷輪丸が斬魄刀ではないという事になってしまいます。
アニメコミックで、「物語の展開上、氷輪丸を二本登場させたいと言われて、原作に沿わせた形で理由づけができるなら面白いかな…と。色々な都合もあって
理由まではほとんど描かれなかったですけどね」と久保先生はお答えしてますが、その色々な都合でこちとらパニックです。


斬魄刀異聞編について
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斬魄刀異聞編の話についてです。
アニメオリジナルストーリーですが久保先生が京楽隊長の花天狂骨のイラストを逆輸入するなど成田先生の小説でも実際起こった事として書かれています。
あらすじを簡略化しますと斬魄刀達が斬魄刀村正から解き放たれ死神達と対立をするという話ですが氷輪丸のみ記憶喪失であり主である日番谷君の事を忘れているという設定があります。
何故氷輪丸のみ記憶喪失になったのか作中での描写では分かりませんが
気になった点が斬魄刀異聞編の話の土台として斬魄刀達の普段持っている不満を倍増し洗脳をし、反乱を起こす。という事になっておりますが
何故、日番谷の氷輪丸のみ記憶喪失になったのかは明かされておりません。
初めは、氷輪丸が主である日番谷には記憶が戻った後は懇親的かつ忠誠心が高い事から不満が一切なく無理矢理引き離された(?)結果記憶喪失になったのかという考えもありましたが、BLEACH259話で4番隊山田花太郎の斬魄刀「瓠丸」も特段不満を持っておらず、実体化したものの刀に戻れなかったという描写がありますので
不満がない斬魄刀は氷輪丸や瓢丸以外にもいておかしくはないので、不満がないから記憶喪失になったという理論は少し違う気がして来ました。


氷原に死すについて
DiamondDust Rebellionの公開に合わせて書き下ろしされた日番谷君の過去話~~!!
漫画だと32巻に収録されていて斬魄刀異聞編でなんとアニメで見られるよー!!(239話)
欲を思いっきり吐いてしまいました。
話を簡略化しましたら、日番谷君が何故死神になる事になったのかを描いた話です。
西流魂街に住んでた時日番谷君は周りから髪や目の色、落ち着いた性格からか周りから気味悪がられていました。自分(日番谷)の事を悪く言わないのは雛森ちゃんとおばあちゃんだけ。そのばあちゃんが最近痩せてきたと日番谷君は気にかけています
ある日、夜寝てる間に氷輪丸(?)と見られる龍が出てきて「小僧!貴様が我を持つのか」みたいな事を言って我が名はーと元気よく名乗ろうとしています
そこで日番谷君は目覚めると松本さんがいました。
日番谷君に対し松本さんは「霊圧、閉じて寝なさいよ。おばあちゃん寒そうだよ」
日番谷君がおばあちゃんを見るとばあちゃんが冷気を纏って震え上がっていました。
そこで松本さんが死神になりなさいと言います。
貴方みたいな強い子は力の扱いを知らなければならない、このままだといずれ自分の力でおばあちゃんを殺す事になる
日番谷君は直ぐにその事を受け入れられず何言ってと、いい返しますが松本さんが胸に手をやり
「声が聞こえるでしょう?その声の在り処を見つけることが力の扱いを知るってこと。それが死神になるってことなの」
このやり取りから連載当時は日番谷君並に力が強いと死神になる前からでも死神としての力が出ちゃうのかと思いましたが王悦さんが浅打の説明から浅打をもらってから斬魄刀(自分の刀)にするとなってますが日番谷君は浅打を貰う前から氷輪丸(?)がいます。
松本さんが声が聞こえるでしょと冷静に対応していた事からさほどイレギュラーな現象ではないのかと思ってましたが、後ほど松本さんが成田さんの小説で霊王の欠片(爪の部分)を持ってた事が明らかになります。市丸が原作で(乱菊が)取られたもん取り返せなかったと発言していることから久保先生が公認で作ってた設定になります。
この事から、霊王の体の一部というイレギュラーなものが混じっていた乱菊が声が聞こえるというのはまた普通の霊圧とは違った何かではないかと思います。


ここから本題です(何故氷輪丸が二本出来たのか)。
※注意事項ですがあくまで妄想です。

映画について
映画の一連から氷輪丸は氷輪丸が取り付く継承方式なのでは?と考えました
東仙要の斬魄刀が友人の刀を引き継いだ様に"他人の斬魄刀"を使用する事は可能です。
それなら、斬魄刀という形でなく力のみを引き継ぐ事も可能だと考えられます。
氷輪丸の力は適正者の力として宿る。偶々、日番谷と草冠適正者が二人出てしまい氷輪丸が二本出来てしまった。
しかしこの方式の考えを覆す事があります。それは日番谷がゾンビ化した時の氷が草冠の氷輪丸の色に似ているという事です。

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映画で涅が双子の斬魄刀というワードを発していましたが、魂が似ているので、氷輪丸が取り付いたから同じ能力だけど、同じ魂から出来たわけではないので、日番谷の氷輪丸は水色草冠の氷輪丸は紫色と見た目の違いが出たと説明がつきます。
しかし日番谷の魂から出来た氷輪丸は水色ですがゾンビ化した事で草冠の氷輪丸に似た紫色になります。
これにより氷輪丸が継承方式なので日番谷の魂から出来た氷輪丸、草加の魂から出来た氷輪丸に違いが出たという方式が崩壊してしまいます。
継承方式はあくまで可能性40%ぐらいだと考えます。あくまで妄想としてなくはないけど可能性としては低いという考えです。


斬魄刀異聞編について
斬魄刀異聞編からの考察です。これは氷輪丸の力から少し脱線しますが
氷輪丸のみ記憶喪失であり主である日番谷君の事を忘れているという設定がありますが持ち主(ここで言う日番谷)が記憶喪失つまり日番谷が何かを忘れているのではと考えています
これは結構強引な考察ですが斬魄刀異聞編では斬魄刀が持つ主の状態、関係を表しているのではと考えております。
朽木ルキア卍解が実体化した袖白雪と同じ姿(状態)。

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そしてEDで京楽が対面をしているのは花天狂骨の"お花(花天)"のみ。
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これは狂骨が七緒の斬魄刀である事を示していると考えれば、そして氷輪丸と同じ、持つ主に不満のない瓢丸は特段変化がなかったため
氷輪丸(斬魄刀)が持ち主の状態(日番谷)を表しているのでは。という図式になります
そう考えると日番谷は何か忘れているのでは?と考察します。


氷原に死すについて
西流魂街に住んでた時日番谷君は周りから髪や目の色、落ち着いた性格からか周りから気味悪がられていた過去がありますが
確かに日番谷は銀髪、青緑と日本人離れした姿をしています。
まぁ市丸とか乱菊さんとかいますが日番谷君はこの姿から周りから恐れ、嫌われていた激白があります。
そして気になるのが、一緒に住んでいたであろう雛森桃が何故"日番谷の霊圧に気付かなかったのか"
いくら院生とはいえ初めて会った乱菊さんが気付く霊圧の持つ主です。それを一緒に住んでいた雛森が気づけないのはおかしいのでは?と感じます。
それは、霊王の爪を持っていた乱菊さんが気づいた"霊圧には近いが霊圧ではない力"なのではという考えがあります。
なので雛森は気づかなかったという図式になります。
過去話については、アニメコミックのインタビューで久保先生が映画とは違ったアプローチで氷輪丸の設定的な部分を描いてみるのも面白いかと思って。と発言しております。
この発言から氷輪丸の設定は映画前から何かしらかあったと考えられます。



この3つの考察の流れと今よく考察されるのが
氷輪丸はBURN THE WITCHのドラゴンなのでは?
という考察です。
可能性としてはなくもないと考えます。日番谷が銀髪、青緑の色から向こうの人である可能性は高いですし。
一護達(旅禍)が現世から流魂街に到達した時、到達したのは日番谷と同じ、西流魂街第一地区 潤林安。そう考えますと
潤林安が他世界から繋がりやすい地域なのではという考察もできます。
ただまだBURN THE WITCHが読み切りなのでBURNTHEUTCHの本編では設定が多少変わって氷輪丸がドラゴンだとしても
何のドラゴンなのか説明がつきません。
BURN THE WITCHの世界観では
異形の存在=ドラゴン

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負の感情を吸収し人に害をなすダークドラゴン

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死体をかぶってそのものになりすます覆面竜

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の3つが明白されています。

作中ではオスシちゃんは本当はオスシちゃんになりすました、セルビーはセルビーになりすました覆面竜という形になります。
この3つの設定だと氷輪丸はドラゴン(異形の存在)なのは勿論当てはまりますが、
ダークドラゴンの多くは人語を操る設定から、氷輪丸は人語を発しますし、氷輪丸が虚の力を得た姿がダークドラゴンの姿と似ている姿をしている事から
氷輪丸=ダークドラゴンという考察もできます。
そしてこの考えは無理矢理ですがゼルビーの様に日番谷日番谷ぶっている覆面竜なのではという考察もできます。
ここまで氷輪丸の考察を考えて来ましたが、何が正解なのかは分かりません。
でも色々な可能性が考えられて楽しかったです。個人的にドラゴン説を推してますので
BURN THE WITCHが始まったら偶に考察していきたいです。

キャンペーンLP ※期間中限定